2×4工法からのキッチンリフォーム
2016年7月21日 カテゴリー:
下地材・素材
今回は、2×4工法からのキッチンリフォームを下地材・素材に重点をおいてお送りします。
2×4とは、2インチ×4インチ角の木材を使用し、少ない木材で合理的に建てられる、丈夫な工法です。解体作業時に躯体を見ていただくと、2×4の工法が解りやすいと思います。
解体した状態がこちらです。
柱の部分の特徴から2×4工法だという事が解ります。
解体後、同一の躯体も腐食などの問題もなかったので既存のものを使用してリフォームしていきます。
天井の下地です。
天井は下地に9mmのプラスターボードを使用しています。
コンパネではなくプラスターボードを使用する事により、通気性が良くなります。
床は無垢板を採用。
こちらも通気性の良さにこだわって、無垢板1枚毎の継ぎ目が少ないものを使用しています。繋ぎ目が多ければ多いほど、接着剤の関係で通気性が悪くなります。
理想を言えば完璧な1枚ものの無垢板がベストですが、やはりお値段と相談しなければならないところもあります。しかし、今回は通気性重視で施工させて頂きましたので、ほど良く通気性のある無垢板を採用させて頂きました。
壁はクロス仕上がりです。
主なこだわりとしては…
過熱機器の回りの下地には不燃材を、まわりはコンパネを採用しました。
さらにキッチンの吊り戸棚を付ける部分には、12mmの厚めのコンパネを下地として採用し、しっかりと固定できるようにしました。
今回、内装工事でもあまり触れなかった、下地材・素材に重点を置いて記入させていただきました。
製品紹介
今回のリフォームで使用しました製品の紹介をしていきたいと思います!
今回は
クリナップ ステンレスシステムキッチンクリンレディ
I型 270cmのものを採用しました。
カラーは落ち着いた色合いのコスメベージュで統一。
窓が二か所と勝手口があるので、光が多く入り、また風通しの良い爽やかなキッチンになりました。
今回、“通気性の良いキッチンであること”に重点を置いてリフォームさせて頂きました。床の素材・壁・天井の下地など…とことん通気性にこだわって施工させていただきました。
今回は写真を掲載していませんが、弊社自慢の竹炭も床下に敷いてあります。
風通しが悪くなる事で、家の躯体に及ぼす影響は多くあります。湿気や結露、キッチンの向きが悪いから…と、悩まれていた方も、一度弊社にご相談下さい。少しでも快適な空間になるお手伝いをさせて頂きます(^∀^)
今回、ご協力いただきました施主様、ありがとうございました!