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新築工事(屋根・外壁編)

2016年7月25日 カテゴリー:

こんにちは。
ゴールデンウィークのおかげか、今週の更新は何だかすごく早く感じます
その分来週がなが~く感じてしまいそうですが(笑)
さて、今週お送りするのは、先週に引き続き新築工事第4回!
屋根・外壁工事編です(^^)
先週分はこちらからどうぞ!

新築工事(上棟式編)

前回で家の骨組みが完成し、家の原型が完成しました。
今回の屋根・外壁工事で家の基本的な部分は完成します。
では、実際の現場写真を見ていきましょう

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施工前の写真です。
垂木に屋根面の板を打ち、防水シートを施工した状態です。
ここに瓦を施工していきます。

大屋根
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今回採用された瓦は釉薬(ゆうやく)平瓦です。
瓦を焼きあげる際に釉薬を施すことで瓦の表面にガラス面が作られるため、防水性が高まります。平瓦は丸瓦と比較して施工が容易であり、洋風建築にも和風建築にもよく合うため、よく用いられます。
釉薬を施した平瓦は和瓦と洋瓦の良さを両立した瓦と言えます。

1階屋根
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施工が完了しました。瓦と一緒に雪止めも取り付けられました。
雪止めは降雪地帯の屋根に取り付けられ、積もった雪が滑り落ち、雨樋やガレージ、カーポートを痛めないようにする目的があります。
ただし、取り付けたからと言って雪が滑り落ちることを防止することができるわけではありませんので、ご注意ください

屋根の施工が終わり、続いて外壁の施工に進んでいきます
初めに構造用の壁材を張り付けた後、
壁用の防水シートを張り付け壁材を張り付けて留めていきます。

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構造用の壁材を貼りつけた後の姿です。
壁材は耐震機能を持っており、土台、柱、梁、桁を固定することで歪みが少なく、
保温性の高い家にすることができます
また、柱や梁にかかる力を分散させることで構造的に強くなり、窓が多く取れるようになります。
その他に断熱材を内側に施工しやすくなり、気密性の高い家に仕上がります

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防水シートが施工された様子です。
防水シートで外との縁を切り、
家の中に湿気が入ることを防止します。
この上に壁材が張り付けられ、留められていきます。

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施工中の様子です。
パネルのサイズに合わないところは加工し、
留め金に止めていきます。
パネルの切れ目から水が入らないように
シール材で切れ目を埋めていきます。

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外壁材の施工が完了しました
今回採用させていただいたのはサイディングで多く採用されている
窯業系サイディングの、「親水セラ」と呼ばれるサイディングでした。
窯業系サイディングはセメントを主成分に、木片や無機物を混合して作られており、
耐火性や強度に加えて、遮音性にも優れます。

親水セラは表面に親水コーティングが施してあり、汚れが付着しにくくなっています。
日の光や雨と風を受けても色落ちしにくい素材になっています。
外壁材には和風の家屋によく用いられる焼き板と、様々な素材で作られるサイディングがあります。
焼き板は杉などの板状の木材をバーナー等で炙り、表面に黒い色を付けた外壁材です。
表面が炭化しているため燃えにくく、木目の模様が和風の家屋によく映えます。
反面、長年の使用で割れやすくなってしまう、表面のバーナー処理を一括で行っている場合は仕上りが均一にならず、ばらつきが出ることもあります。
サイディングは焼き板と比較して軽量であり、施工のしやすさ、経年劣化が少ないことが特徴と言えます。
サイディングの素材自体は長持ちと言えますが、サイディングの切れ目に施すシール材が使用のうちひび割れてきてしまうことがあります。
双方ともに良いところ悪いところがありますが、メンテナンスを欠かさなければ長く使うことができます。


以上で屋根・外壁の施工は完了しました!
次回は内装工事の模様をお送りする予定です!
お楽しみに!