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散水栓新設工事

2016年7月22日 カテゴリー:

こんにちは(^^)ノ

今回は散水栓新設工事をお送りします。
今回の工事に至ったきっかけは、水栓の漏水修理からでした。

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初めは、水栓に取り付けられていたカップリング部(ホースを着脱する部位)より漏水していました。修理をしたところ、今度は水栓とカップリングの接続部より漏水してきました。

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現状の聞き取り調査を行ったところ、2本のホースを差し替えながらお使いになっている状態で、洗車されるときにはホースを12mも伸ばしていらっしゃったそうで、水栓を分岐させて新たに散水栓を設けられてはどうですか? と、提案させていただきました。

ホースを差し替えるだけなら、水栓自体をカップリング仕様にして着脱可能なものにするという方法もあります。日常的にホースを差し替えて使用しておられる方は、水栓をこのタイプに交換していただければ使い勝手がよくなります。
現在お使いになられている水栓柱の給水から、分岐工事をしていきます。水栓柱付近を掘削し、出てきた給水管から配管を分岐して、やり替えます。

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既設の水栓柱の前には大きな側溝があり、ここに配管が通せる分の穴をあけ、給水管を通してあります。側溝を横断している配管には凍結防止のため、保温カバーを巻きました。

次は散水栓を新設するところまで、掘削していきます。

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掘削した管路に、新設の配管を走らせていきます。

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配管が終わり、給水管を埋設しました。奥に見える水栓柱から手前の水栓まで、給水管を引っ張ってきました。

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続いて、散水栓ボックスの設置です。
散水栓ボックスの下には荷重を支えるためにコンクリートスラブが敷いてあります。
土の部分を露出させることでボックス内の水はけを良くする意味で、散水栓ボックスはずらして置かれています。
また、ホースを接続したときに、ボックスの縁に引っかかって曲がらないよう、水栓の位置を左側に寄せることで余裕を持たせています。

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今回使用した散水栓は、INAX 自動接手散水栓 LF-33-13CVです。
この水栓は先ほども触れたカップリング水栓で、ホースの取り外しも簡単になりました。
また、丸印の場所からホースを出せるようになっています。

散水栓ボックスの周りもしっかりと埋設し、完工となります。

使用頻度の高い外の水栓、この位置にあれば便利なのに…と思われている方も多いかと思います。近くに給水管があれば分岐させて水栓を新たに設けることができます。日ごろ、不便に思われていた方は、是非ともご相談ください。
これを機に解決してみませんか?

外の水栓だから盗水が心配という方にも、ハンドルがカギになっているキー式水栓に変えることによって、盗水を防止できます。いろいろな水栓がありますので、お取替えの際には通常の水栓だけでなく、上記のような水栓もご検討いただくのも良いかと思います!


今回ご協力いただきましたU様、ありがとうございました!
以上、散水栓新設工事でした!