こんにちは。
今回はキッチンの水栓取替工事をお送りします。
水栓を取り替える理由として最も多いのは「水栓の老朽化に伴う漏水」です。
今回は10年以上お使いになられていた水栓でしたので、上記の理由で取替となりました。
10年以上使用したから即取替になるのかといえば、そうではありません。しかし、長年の使用により金属同士が融着してしまい、修理が不可能な場合があること。本体に傷・へこみがあると修理することができず、修理代がかさんでしまう場合があります。
修理が不可能であったり、修理に多くの費用をかけていただくのであれば、新しい水栓への交換をおすすめさせていただいています。
前置きが長くなりましたが、事例に入っていきます。
取替前の状況です。
見えづらいですが、スパウトと水栓の接続部から漏れていました。
流し側と水栓ハンドル側の両方ともから漏水が確認されました。
新しい水栓が取り付けられました。
今回取付させていただいた水栓は、
LIXIL(INAX)の
シングルレバー混合水栓シーフィット SF-C420SXです。
お手ごろな価格で、取り付けていただきやすい水栓です。
既に廃盤になっていますが、後続の商品はリリースされています。
価格を抑えて水栓をお取替えされたい方向けのシリーズです。
シンク下の湯水接続部です。
銅管で接続されていたのが、ホースでの接続に変わりました。
長年使っていただいたことにより取替が必要になるときは、節約のチャンスだとも言えます。取替に関しては費用は発生しますが、昔のものと比べて、今の水栓は節水が可能です。
水栓にもさまざまなものがあり、何を優先するかによって選び方も変化します。初期費用を抑えたい、後々のことを考えて節水型、デザイン重視のものや掃除のしやすいものなど、各ご家庭に合った水栓を選んでいただくことが大切です。
キッチンは使用頻度の高い場所です。お取替えの際はご要望と一緒に生活スタイルもお教えください。適合した水栓をご案内させていただきます。
以上、キッチン水栓の取替工事でした。