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キッチンリフォーム工事(施工編・前)

2016年7月25日 カテゴリー:

解体工事が終われば、今度は配管工事です。
まず給水排水のやり替えをします。

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左は施工前、右が施工後の写真です。
キッチンに往く分の配管は…①給水管②給湯管③排水管となっています。
配管に鉄管を使用していたので、外側は耐衝撃性塩化ビニル管、内側はステンレス管に変えて配管します。
耐衝撃性塩化ビニル管は名前の通り、衝撃に強く、ステンレス管は衛生的で長寿命なのです(’∀’)
写真には映っていませんが、新しく食器洗い乾燥機が付くのでその分の排水も配管しています。食器洗い乾燥機の排水は熱湯(80℃ほど)に耐えられる様に耐熱性塩化ビニル管を使用しています。

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室内の配管の様子です。
左が施工前、右が施工後になります。
設置する予定のシステムキッチンに合わせて配管し、配管工事は完了です。

換気扇を設置するためにダクトも開口し、アルミダクトを付けたら
仕込みは完了となります!

続いて、大工工事に入ります!
まずは床からです。
今回床に使用したのは、ナラ(楢)の無垢板です。
ナラの無垢板の特徴は…
①耐久性の非常に高い木材
②病害虫・シロアリ等に強い
③水に極めて強い耐久性あり
 ※厚みがある為、集成材に比べて長寿命です。
④木質は硬く、木目が細かい
前回のクッションフロアより、かなり耐久性の強いものとなります。
色も明るいのでお部屋全体が明るくなって、外観的にも良い素材です(^∀^)v
床が完成したら、壁に取り掛かります。
壁はクロスでキッチンまわりはパネル仕上げです。
その下地になる、石膏ボード(不燃材)とコンパネを使い分けて貼っていきます。
コンパネはキッチン回りのみに使用しますが、火を使用する場所…コンロ回りは別で石膏ボードを使用します。

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キッチンの向かって右側がガスコンロの設置場所です。
ですので、キッチンまわりはこのようなレイアウトとなります。

コンパネをキッチンまわりに使用する訳は、システムキッチンを設置する際ににしっかり固定する為です。石膏ボードではしっかり固定できないのです(´Д`)
では、何故コンロまわりには石膏ボードなのかというと、この素材には耐火性があるのです!
下地の上にはるキッチンパネルは熱に非常に強い素材なのですが、その下地も熱に強くないと熱が伝わった時に下地から駄目になってしまいます…
その為火を使うところではそれに適した素材を使用する必要があるわけです。

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下地が終わると窓枠と廻縁です。
その2つが取付完了した写真です。
廻縁が途中で切れているのは、そこからキッチンパネルで施工する為です。

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建具屋さんにも入ってもらって、収納の扉も替えました。
仕上げに扉にも壁と一緒のクロスを貼って頂きます。

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そして外壁です。
サッシの窓枠を付けて防犯ペアガラスを設置。
外壁は少し触れましたが、焼板を貼り付けていきます。
この後少し塗装を施します。

以上で大工工事は完了となります!
次でいよいよシステムキッチンの設置となります。