今回はキッチンリフォームの施工の様子をお送りします!
キッチンの位置を変更して施工していますので、以前お送りしたキッチンリフォームと違いを注目して見ていただければと思います。
最初に施工前の状態を見ていただきます。
左側の画像から順にキッチン、ダイニング、勝手口の様子です。
キッチンの反対側にダイニングが配置されています。勝手口はキッチンの奥側に設けられています。
キッチンは、キッチン後ろの壁が少し出ており、棚があり少し狭くなっています。広く使っていただけるよう、ダイニングとキッチンの位置を入れ替えることになりました。
今回は勝手口も取り替えることになりました。既設のものより広い勝手口になる予定です。
キッチンの中の荷物の移動を手伝わせていただき、仮設のキッチンを設置してから解体工事に入っていきます。
先ほどとほぼ同じ個所の様子です。
テレビなどが置いてあったダイニング側は壁も撤去され、キッチン側は長く使われたキッチンや吊り戸棚、レンジフードなども撤去され、勝手口まですっきりとした印象に変わりました。
勝手口は少しサイズが大きくなりますから、外壁も少し解体します。
解体工事が終われば、配管工事に移ります。
キッチンの位置に合わせて給水管・給湯管・排水管を配管していきます。
配管が終わった後、床に竹炭を敷きました。
竹炭は湿度を調整してくれ、しかも半永久的に使っていただける自然素材の優れものです。
次に、大工工事へ移っていきます。
足元に敷いてある黒いものが竹炭の詰まった袋です。
大工工事は最初に床を張っていきます。
床を張り終えたら天井、天井を終えたら壁、という順番で仕上げていきます。
床を終えた後は、作業中に傷がつかないようにしっかり養生しておきます。
床材にはナラの木の無垢板を使用しています。
右の画像が、ナラ(楢)の無垢板です。弊社でもよく使用させていただいている材料です。
木質は固く、木目が細かいので高い耐久性があります。厚みもあるので耐水性があり、病害虫、シロアリにも強く、水まわりに向いた素材といえます。
床の次は天井です。
下地の状態の画像です。
点検口も取り付けられていますので、メンテナンス面も安心です。
天井の次は壁に取り掛かっていきます。窓枠を作り、窓を取り付けてから下地を張っていきます。
断熱材を下地と壁の隙間にしっかり入れてから、下地の壁を張っていきます。
火を使用するコンロ部分は耐火性のあるプラスターボードを使用しています。
画像中で突き出ている銀色の筒はキッチン換気扇に使用するダクトです。
天井、壁を張り終わりました。
天井と壁の境目に廻り縁をつければ大工工事は完工となります。
次はキッチンを設置していきます。
採用したシステムキッチンはタカラスタンダードのレミューです。
カラーは人気のピンク、収納のスタイルは出し入れのしやすい足元スライドを選ばれました。
システムキッチン施工の様子です。
キッチン廻りの壁にはパネルが貼ってあるので、汚れがついても簡単にお掃除できます。
システムキッチンのオプションに食器洗い乾燥機を付けられました。
手間が減り、節水に繋がって一石二鳥です。
内装工事は壁にクロスを貼って、照明器具を取り付ければ仕上げを残して大方完成です。
最後は左官工事です。
窓の位置、窓と勝手口の大きさが変わったので、外壁を修繕していきます。
2枚の画像は窓と勝手口の下塗りの状態です。充分に乾かした後、外壁の色と合わせます。
細かい仕上げを終えれば、キッチンリフォームは完工です!
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壁の出っ張りと食器棚で窮屈になっていたキッチンも、キッチンを移動させ、ダイニングとして使用することで全体的に広々と使えるようになりました。
ナラの無垢板を使用した床は温かみを感じさせる仕上がりになっています。
表面も滑らかで肌触りも良好です。
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after
先ほどの写真は勝手口側でしたが、こちらは玄関側、リフォーム前はダイニングとして使われていた方です。
施工後はこちらがキッチンとなり、後ろの幅を気にせず広々としたスペースで料理を楽しんでいただけるようになりました。
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after
勝手口のビフォー/アフターです。
開口が広くなり、出入りがしやすくなりました。
扉にガラスの窓が付き、開け閉めができるようになったので、風と明かりが入ってくるようになりました。
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after
外壁の窓部分のビフォー/アフターです。
窓の庇はなくなりましたが、前の窓より明かりが取り入れやすくなりました。
壁紙を白で統一されたので、明るいキッチンとなりました。キッチンの収納も増え、窓からの光も多く取り入れられるようになったと思います。毎日使用するところですから、使い勝手はもちろん、居心地の良いキッチンだと感じていただければ幸いです!
以上、キッチンリフォームでした!