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【現場から】下水道一部改修工事

2017年5月9日 カテゴリー:現場から

こんにちは!
本日は下水道を一部やりかえ工事の現場をお送りします。


最初に依頼があったのは、『トイレを流してもうまく流れず節水型トイレに変えたからかなぁ?』と相談を受けたことから始まりました。
そこでトイレを確認してみましたが異常なし。
節水型でもしっかり流れる形状に設計されているので問題はありませんでした。


原因はトイレよりも下にありました!


トイレの下にあります下水道管の勾配がゆるく、流れが悪くなっていたのが原因だったのです。


下水道管は1mに2cmの傾斜をつけなければいけません。


1mに2cmって意外と緩やかじゃない?と思われるかもしれませんが、この緩やかさがつまりにくさにあるんです。


傾斜がなければもちろん流れませんが急な傾斜も良くありません。
急な方がすぐ流れていいのでは?と思いますが、水が速すぎると流れるはずの汚物が取り残されてしまいつまりの原因になるのです。


なので、汚物も一緒に流し運べるこの傾斜が必要なのです。


最後は掘り起こした箇所にアスファルトを敷いていきます。


アスファルトは温かいうちに素早くまいて




水をかけ冷却しながら機械をかけていき圧縮して完成です!


お風呂の排水に時間がかかる気がする、キッチンの排水からゴポゴポ音がするなど
心当たりがあればもしかしたら下水道管がスムーズに流れていないかもしれません。
定期的に下水道管を洗浄するだけで解消する事もありますので気になった方は一度ご相談ください。